近畿地方整備局より「平成29年度優良建設業者」および「優秀建設技術者」局長表彰を受賞しました

  • 表彰

この度、近畿地方整備局における優良建設業者表彰に関し、当社が実施した「麻生津地区他築堤等設計業務」(和歌山河川国道事務所)が優秀であると認められ、局長表彰を受賞しました。
また、同業務において当社技術2部の谷山徳二が優秀建設技術者表彰を受賞しました。
本業務の概要等は以下の通りです。

業務概要

本業務は、紀の川左岸麻生津地区における護岸(築堤)予備設計及び樋門概略設計(樋門6箇所及び既存排水路3箇所)、慈尊院地区の築堤に伴う基本事項の整理、紀の川左岸九度山地区における築堤護岸詳細設計並びに工事用進入路のパイプラインの撤去復旧設計を行った業務である。

1.業 務 名 麻生津地区他築堤等設計業務
2.業務場所 和歌山県紀の川市麻生津中地先~伊都郡九度山町慈尊院地先
3.工  期 平成27年11月26日~平成29年3月31日
4.業務内容 1) 測量調査 1式
2) 地質調査 1式
3) 築堤護岸基本設計(慈尊院地区) 1式
4) 築堤護岸予備設計(麻生津地区) 1式
5) 築堤護岸詳細設計(九度山地区) 1式
6) 樋門概略設計(麻生津地区) 1式


優良と評価された点

麻生津地区の築堤予備設計にあたり、河道の特徴や地域特性を踏まえた最適な堤防法線の設定を行うとともに、築堤整備の課題である墓地移転において、地元と協議を重ね、墓地移転に向けた国、市、地元などの組織の仕組みづくりを行ったこと。また、九度山地区において、河道を踏まえた堤防法線の見直し、整備工事の進捗を勘案した図面修正対応が評価されたものと考えます。

当該業務における技術的特徴は以下の通りです。

【麻生津地区】

  • 既存護岸を活用し流下能力確保、環境面、経済性に優れた堤防法線、河床掘削の検討を行った。
  • 支川及び排水路計9箇所の統合の検討を行った。
  • 墓地移転に伴う国、市、地元の役割分担を検討するとともに、墓地移転委員会設立に向けた関係機関協議用資料を作成した。

【慈尊院地区】

  • 現地踏査、歴史的背景の整理結果から、築堤予備設計に向けた課題点の抽出を行った。

【九度山地区】

  • 現道をコントロールポイントとしたなめらかな堤防法線を検討した。


プロジェクトメンバー

管理技術者 谷山 徳二 技術士(建設部門:土質及び基礎)
担当技術者 安藤 和幸
鶴原 充
熊川 脩二
福嶋 恭正

武田 直洋
井上 丈嗣
森 博史
技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋)
技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋)
技術士(建設部門:鋼構造及びコンクリート)
技術士(総合技術監理部門:建設-河川、砂防及び海岸・海洋)
   (建設部門:河川、砂防及び海岸海洋)
RCCM(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋)
技術士補(農業部門)
測量士
アドバイザー 酒井 信行 RCCM(建設環境)
照   査 高橋 新司 技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋)

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池田局長(左)から表彰状を受け取る当社社長の池田(右)

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池田局長(左)から表彰状を受け取る管理技術者の谷山(右)

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当社社長の池田(左)および管理技術者の谷山(右)