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近畿地方整備局和歌山河川国道事務所より、優良工事等施工者および優秀建設技術者事務所長表彰を受賞しました

表彰

2025/07/24

この度、近畿地方整備局 和歌山河川事務所における優良建設業者表彰に関し、当社が実施した「紀の川発生土混合運用計画設計他業務」が優秀であると認められ、事務所長表彰を受賞しました。
また、同業務において当社技術2部の安藤和幸が優秀建設技術者表彰を受賞しました。
本業務の概要等は以下の通りです。

業務概要

本業務では、紀の川河川事業における土砂について、有効活用の観点から、最新の事業計画等を基に、土砂の発生から土砂ストックヤードへの搬入、混合造成及び搬出までを効率的に作業するため土砂運用サイクルとして整理し、管内全体(紀の川及び貴志川)の土砂計画を作成すると共に、今後の事業展開に係る設計を実施しました。

1.業  務  名紀の川発生土混合運用計画設計他業務
2.業務場所和歌山県和歌山市西汀丁16番
(和歌山河川国道事務所管内)
3.工  期令和6年1月23日~令和7年3月28日
4.業務内容土砂供給及び利用スケジュール計画立案 一式
丸栖地区仮設設計 一式
事業損失委員会資料作成 一式
用地測量(家屋等事前調査) 一式
測量調査 一式
地質調査 一式
他15件

優良と評価された点

令和5年6月に発生した貴志川丸栖地区の基盤漏水に対する工事に向けての対応(測量、施工計画・仮設計画、関係機関協議、事業損失委員会資料の作成、水位観測孔の設置、県道復旧設計の実施)を限られた時間の中で対応したことが特に評価されたものと考えます。

本業務における主な技術的特徴は以下の通りです。

  1. 紀の川改修工事及び維持工事に係る土砂収支を整理し、土砂運用計画を立案するとともに、土砂情報活用を目的としたデータベースを作成した。
  2. 紀の川の土砂収支に対して、沿川にストックヤードが不足している状況であることから、効率的な土砂運用方策としてレジリエンスベース整備の有効性を整理した。
  3. 二見地区、上野地区、麻生津地区においては、段階整備の検討として、予算規模等を考慮した工区分割と施工ステップの検討を行った。
  4. 海神川への工事用道路設置を目的として、測量及び護岸詳細設計を行った。
  5. 河西橋架け替え工事に伴う旧施設の調査及び撤去の設計を行った。
  6. 貴志川丸栖地区の漏水対策工事に向けて、測量、仮設設計、事業損失委員会資料作成、家屋事前調査、地下水位観測孔設置を行った。

プロジェクトメンバー

管理技術者安藤 和幸技術士(建設部門)
※今回「優秀建設技術者表彰」を受賞
照査技術者堀田 敬方技術士(建設部門)
担当技術者井上 丈嗣RCCM(河川、砂防及び海岸・海洋)
谷山 徳二技術士(建設部門)
高橋 新司技術士(建設部門)
鶴原 充技術士(建設部門)
青木 聡志RCCM(河川、砂防及び海岸・海洋)
熊川 脩二技術士(建設部門)
野村 尚樹技術士(総合技術監理部門:建設)(建設部門)
博士(工学)
森 博史測量士
岡本 信也補償業務管理士
表彰を受ける当社代表取締役社長 吉原(右)
表彰を受ける当業務管理技術者の技術2部 安藤(右)

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