九州農政局長表彰を受賞しました

表彰

2024/02/19

この度、令和5年度九州農政局所管農業農村整備事業等優良工事等の表彰において当社が実施した下記業務が優良と認められ、令和6年2月19日に表彰されました。

令和5年度九州農政局農業農村整備事業優良工事等表彰
本業務の概要等は以下のとおりです。

業務概要

本業務は、西国東海岸保全事業の一環として建設される堤防堤体の耐震対策の評価・とりまとめ及び堤防付帯施設の構想設計等を行うものである。

1.業  務  名令和4年度西国東海岸保全事業 堤防設計とりまとめ他業務
2.業務場所大分県豊後高田市呉崎及び西真玉地内
3.工  期令和4年9月15日~令和5年3月22日
4.業務内容 本業務は、西国東海岸保全事業の一環として建設される 堤防堤体の耐震対策の評価・とりまとめ及び堤防付帯施設の構想設計等を行うものである。
Ⅰ.設計作業
1.準備作業
2.地盤改良工の施工結果の評価・とりまとめ
3.根固工の単位体積重量試験結果とりまとめ
4.堤防付帯施設の構想設計
5.2・3号排水機場の協議資料の作成
6.直轄海岸保全施設検討委員会資料の作成
7.照査
8.点検とりまとめ
Ⅱ.調査作業
1.土質ボーリング
2.標準貫入試験
3.室内土質試験
4.解析等調査業

優良と評価された点

本業務は、地盤改良工事の施工完了区間において、地盤改良工の施工結果に対する評価・とりまとめ方針を策定するもので、過年度実施設計業務で求めた改良効果と施工済工事の工事管理資料を比較し改良効果を検討・評価を行った。
①改良地盤の細粒分含有量に配慮した改良効果の評価
締固め工法・固結工法ともに、原位置における改良体の品質には、改良地盤の細粒分含有率が大きく寄与するため、 「設計代表断面地点での土質調査結果に基づく細粒分含有率」と「設計で要求される改良体の品質」の関係を予め整理し、この整理結果と品質検査の結果を対比して、代表断面以外の地点における改良効果の評価に活用された。
②設計へのフィードバック
品質検査に係る改良体の土質試験結果を用いて、設計段階における改良体の液状化抵抗強度を見直し、これを反映したFL値の算定や過剰間隙水圧を考慮した堤防安定照査を行 い、所要の耐震性能を有するか否かを判定した。
以上のとおり、地盤改良工の施工結果に対する評価・とりまとめを行うとともに、設計内容や根拠等を図や表で可視化し、見易い資料を作成するなど優れた業務成果として高く評価できる。

プロジェクトメンバー

管理技術者奥田 俊久農業土木技術管理士
RCCM(農業土木)
照査技術者井波 千明技術士(農業部門:農業土木)
農業水利施設機能総合診断士
農業水利施設補修工事品質管理士(コンクリート構造物分野)
1級土木施工管理技士
測量士
担当技術者松尾 武信技術士 建設部門(土質及び基礎)
農業土木技術管理士
RCCM(農業土木)
地盤品質判定士
測量士
植村 英仁農業土木技術管理士
技術士補(建設部門)
1級土木施工管理技士
中園 友啓技術士補(農業部門)
永田 友香技術士補(農業部門)
永野 沙弥測量士補
表彰を受ける弊社福岡支社長の田上 (右).jpg
表彰を受ける当社福岡支社長の田上(右)

表彰式の様子.jpg
受賞者集合写真

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