海岸保全施設

海岸保全施設は高潮・波浪等の海岸災害から、背後の人命や財産を守る非常に重要な役割を担っています。東日本大震災では、その重要性が改めて見直されました。海岸保全施設には海岸堤防、排水機場・排水樋門、消波工などがあります。

内外エンジニアリングは、軟弱地盤上の築堤計画や各施設の耐震検討等の実績があり、豊富な経験に基づいて、地域の実情に応じた幅広い提案を行います。

□堤防整備
・波浪推算、静穏度解析、堤防変形解析等に基づく、高潮や地震等の災害に対する安全でかつ経済的な堤防断面
・緩傾斜の階段式護岸の採用、押え捨石への覆砂、現地発生材料の堤体盛土への活用、海の眺望が可能な背面盛土高など、地域の利用や環境への配慮

□排水樋門整備
・軟弱地盤に対応する基礎処理工や、古い排水樋門を効果的に利用した閉塞方法

□消波工整備
・対象地域の特徴に応じた消波施設構造
・消波に必要な高さを長期的に維持できる断面や施工法