近畿地方整備局 紀南河川国道事務所より「平成25年度優良建設業者」および「優秀建設技術者」事務所長表彰を受賞いたしました

  • 表彰

この度、近畿地方整備局 紀南河川国道事務所における優良建設業者表彰に関し、当社が実施した維持管理計画資料作成業務が優秀であると認められ、事務所長表彰を受賞しました。
また、同業務において当社技術2部の能美享が優秀建設技術者表彰を受賞しました。
下記に本業務の概要等について報告いたします。

業務概要

本業務は、熊野川における堤防・護岸等の空洞化・劣化詳細点検を実施し、維持管理に関する事項の検討を踏まえて、熊野川維持管理計画の更新・広報資料作成を行うものである。


当該業務における技術的特徴を以下に示す。

  1. 河道の現況資料として、移動計測車両システムによる画像データを作成した。
  2. 異常・弱点箇所の迅速な情報伝達手法として、健全度評価、優先度評価等の評価手法を構築し、「サイクル型維持管理マニュアル(案)」をとりまとめた。
  3. 管理施設11箇所の長寿命化計画を作成し維持管理計画に反映した。
  4. 「サイクル型維持管理マニュアル(案)」の試験運用と「WebGIS(弊社システム)」による情報端末(タブレット)を活用した点検高度化検討を行った。
  5. 空洞化・劣化点検結果を踏まえて河川カルテ等のデータベースを作成した。
1.業 務 名 維持管理計画資料作成業務
2.業務場所 和歌山県新宮市地先から三重県南牟婁郡紀宝町地先
3.工  期 平成25年8月7日から平成26年3月20日まで
4.業務内容 1) 計画準備(1式)
2) 現地踏査(1式)
3) 移動計測車両システムによる画像データ作成(1式)
4) 水門・樋門・樋管等の空洞化及び劣化詳細点検(1式)
5) 堤防・護岸等の空洞化及び劣化詳細点検(1式)
6) 樋門閉鎖時の堆砂土砂流入対策の検討(1式)
7) 河川管理施設の異常・弱点箇所の迅速な情報伝達方策の検討(1式)
8) 河川管理施設の長寿命化計画の作成(1式)
9) 河川管理施設データベース作成(1式)
10) 情報端末を活用した点検高度化検討(1式)
11) 資料とりまとめ(1式)
12) 報告書作成(1式)

表彰式写真

西海所長(左)から表彰状を受け取る当社社長の池田(右)

表彰状

プロジェクトメンバー

管理技術者 能美  享 技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋)
※今回「優秀建設技術者表彰」を受賞
担当技術者 高橋 新司 技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋)
熊川 脩二 技術士(建設部門:鋼構造及びコンクリート)
堀田 敬方 技術士(建設部門:土質及び基礎)
技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋)
担 当 者 青木 聡志 1級土木施工管理技士、測量士補
武田 直洋 技術士補(建設)
田中 和彦 測量士、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
地理情報標準認定技術者(初級)
三宅 良幸 測量士、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
情報処理技術者(ITパスポート)

表彰式写真

当社社長の池田(左) 管理技術者の能美(右)

表彰状